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【無人島33日目】Nate James "Set The Tone" [CD]

セット・ザ・トーン

セット・ザ・トーン

  • アーティスト: ネイト・ジェームス, カーメン・リース
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/02/08
  • メディア: CD


33日目。実はボク、デザイナーなんです。実は、って別に隠してたワケじゃないすけど。で、つい最近気づいたんですが、デザインを生業にするようになって、今年でちょうど10年なんですよね。パンパカパーン。10周年。すごいじゃん。ベテランじゃん、オレ。しかしねえ、どうなの?この程度のレベルで、「オレってベテラン」とか言ってられるワケ?なんか人のモノマネみたいなのばっか作ってない?クライアントに言われるがままにどんどん直しちゃってない?キミにはキミのデザインってものはあるのかね?イテテテ。軽く自問自答してたら、自分で自分の急所を突いてしまった。あー痛かった。

話は変わって、この人。まずは何よりこのアフロ。スキマスイッチのシンタくんに負けずと劣らない立派なアフロっす。オレ、アフロフェチなんですよね。モヒカンとかスキンヘッドなんて、勢いでいくらでもできそうな気がするけど、アフロはすげーなーと。やろうと思ったらその準備でまず髪を伸ばさなきゃならんし、やったらやったで寝るときだって気を使うし、帽子とかかぶれないし、「そういう人なんだ〜」っていう目で見られるし、ホント気合いが必要ですよね。自分では似合わないの分かってるし、手入れがメンドそうなんでやりませんけど、アフロの人みると「あっちゃん、カッコイー!」って思います。そのモコモコしたカリフラワーみたいなのに、顔埋めたくなる。タンポポの綿毛にするみたいに、そっと息を吹きかけたくなる。変態デザイナー。

そんな素敵なアフロの持ち主の名前は、ネイト・ジェームス。昨年イギリスでデビューした新人さんです。ヘアスタイルを裏切らない、ポップな歌声を持つ彼は、今どきの「R&B」というよりは、昔懐かしい「SOUL」のミュージシャンです。ためしにこの、昨年8月にドロップされたファーストアルバム「Set The Tone」を聴いてみてください。自然に体が縦揺れすること間違いなし。

本国では「独りジャミロクワイ」とか「男性版ジョス・ストーン」とか言われてるそうですが、そのソウルっぷりは、やっぱりスティービーに一番近いでしょうか。同じく昨年デビューした、盲目のソウルシンガー「ラウル・ミドン」もかっこいいですが、ちょっとテクニックに走りがちなラウルに比べ、ネイトの歌は実にストレートで王道な感じ。7曲目の美メロなバラード「Justify Me」、10曲目の懐かしささえ感じさせるソウルのお手本みたいな「Impossible」あたりにボクの体は自然にスウィングしました。

逆に言うと、こういう誰もがやってきた音楽のジャンルで、過去のスタイルを踏襲しつつも、自分らしさを出していくってのは至難の業ではないかと。デザインなんかもそうで、まっさらの新しいモノを作るのは大変だけど、足跡のたくさんついたジャンルで、自分の足跡を見分けてもらえるような仕事をするってのは、実はさらに大変だったりするんですよね。ネイト君の歌声のように、王道をいきつつも、いつしか見ている人が縦揺れしてしまうような仕事を、ボクもしてみたいもんだと思った。じゃあ、まずはアフロにして。違う違う。


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