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【無人島38日目】元ちとせ "春のかたみ" [CD]

春のかたみ

春のかたみ

  • アーティスト: 元ちとせ, 松任谷由実, 松任谷正隆, HUSSY_R, 間宮工, Mark Edward Cascian Nevin
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2006/03/08
  • メディア: CD


38日目。糸井重里氏が運営する「ほぼ日刊イトイ新聞」で、「ほぼ日桜前線2006」ってのがやってます。Googleマップと読者投稿を合わせて、全国の桜開花状況を見れるっていう企画なんですが、これが実によくできてるんですな。自分の家や職場の近くはもちろん、北海道から沖縄まで、今現在どこの桜がいい感じに咲いているかを、読者のコメント付きで読めます。おかげでボクは今日会社にいながら、全国の桜を堪能しましたよ。ヘッドフォンでこの曲をエンドレスリピートしながら。え? 仕事? なにそれ? え? なんのこと?

出産でしばらくお休みしていた元ちとせの、今月出たニューシングルです。作詞・作曲が松任谷由実。アレンジ兼プロデュースが松任谷正隆。まるで麗美状態の囲われっぷりですが、今回は見事に成功しています。いや、麗美もよかったけどね。

ユーミンで春の歌っていうと、あの名曲「春よ、来い」が思い出されますが、この曲も負けずとも劣らない傑作です。「春よ、来い」と同じく、古語を多用した、失われた恋をテーマにした歌なのですが、まったく別の世界観に描きあがっているのは、やはり天才のなすワザでしょうか。

以前何かのインタビューで「他人に楽曲を提供するときは、自分では歌えない音域やメロディーが使えるので楽しい」みたいなことを言っていましたが、今回も元ちとせという希有な才能を媒体にして、「自分で作れるけど、自分では表現できない世界」という、なんとももどかしく微妙な領域を、彼女は楽しみながら開拓していったんでしょうな。

そんなユーミンの挑戦を、なんなく自分のものにしてしまう、元ちとせの声。同じく島唄出身の中孝介の唄と圧倒的に違うのは、彼女の「いじわる」さ。中くんの素直でまっすぐな唄い方と真逆の、くせがあって確信的で、自分の声が持つ「美貌」を100%理解していて、それを上手に使った唄い方。女だね〜。いや、大好きです。

前も見えず、いきもできず、あなただけを想う。
あなたの胸に、この身を任せ、私は死んでゆこう。

ふたりの天才なる女性の、夢のコラボレーションってとこでしょうか。さて、明日もこの歌を聴きながら、会社でバーチャル花見だな。おい!仕事は!? は? なんのこと?


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